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中国で使えるVPNおすすめ【2026年】出張・駐在・旅行でLINEとGoogleを使うための5社比較

中国への出張や駐在、旅行を控え、LINEやGoogleが使えなくなることに備えたい方に向けて、準備の順番と選び方をまとめました。

執筆:Martín Rossi更新日:料金確認日:2026年10月13日English version

このページのリンクからサービスを購入すると、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。紹介料は順位に影響しません。 順位の決め方

結論

中国で使うVPNはどれがおすすめですか?

中国で使うVPNは、2026年10月時点ではExpressVPNが第一候補です。ExpressVPNは日本語の中国向け接続ガイドを公開しており、対応プラットフォームでは難読化(VPNの通信を目立たなくする技術)が自動で働くと説明しています。ただし、中国で常につながると保証できるVPNはありません。また中国は、政府の認可を受けていないVPNを制限しています。出発前に日本でアプリを入れて接続を試し、もう1社を予備に用意してください。

上海のホテルの部屋で、スマートフォンからの接続がネットの検閲を表すレンガの壁を光のトンネルで越え、鍵のマークへつながる様子を描いたイラスト

中国本土では、LINE、Google、YouTube、X、Instagramなど、日本で毎日使うサービスの多くが遮断されています。しかも中国ではVPNアプリを入手しにくいため、準備は日本を出る前に済ませる必要があります。このページでは、各社が公式に案内している難読化機能と中国向けの情報をもとに5社を比べ、ローミングの扱い、法律上の位置づけ、予備の持ち方まで順に説明します。

おすすめVPNの比較

中国で使うときに差が出る項目の比較(各社の公式サイト・サポート記事、日本のApp Store、当サイトのVPNデータ、2026年10月確認)
VPN日本語アプリ難読化・ステルス機能中国向けの公式案内返金保証
ExpressVPNあり(日本語サポートも明記)自動難読化(対応プラットフォームの全サーバー)日本語の接続ガイドあり(2026年2月更新)30日(初回利用者のみ。アプリ内課金は対象外)
Proton VPNありStealthプロトコル、代替ルーティング(無料版も対象)日本語の利用ガイドあり30日
SurfsharkありNoBorders、カモフラージュモード(OpenVPN)日本語の解説記事あり(2026年6月更新)30日
PIAあり(サポートは英語)Shadowsocksによる難読化(iOSは非対応)日本語の中国向けページあり(内容は機能紹介が中心)30日(新規利用者のみ)
NordVPNあり難読化サーバー日本語のサポート記事あり(中国ではiOS版アプリがブロックされると案内)30日
このページのおすすめ1位
公式サイト:ExpressVPN
179%オフ+4か月無料
ExpressVPNのロゴ

ExpressVPN 超高速で安全。すべてのデバイスでのプライバシー保護、ダウンロード、日常のブラウジングに最適。24時間365日のライブチャットサポート。

サーバー3,000台以上(113か国)
独自のLightwayプロトコル
主要なプラットフォーム・アプリ・サービスすべてに対応
30日間返金保証
公式サイト:Proton VPN
270%オフ無料プランあり
Proton VPNのロゴ

Proton VPN スイスに拠点を置き、プライバシーを重視。監査済みのノーログポリシーとオープンソースのアプリ。プライバシーを重視する人に最適。

サーバー20,000台以上(140か国以上)
スイス拠点(最も厳格な水準のプライバシー法)
オープンソースで第三者監査済み
30日間返金保証
公式サイト:Surfshark
388%オフ+3か月無料接続台数無制限
Surfsharkのロゴ

Surfshark お手頃価格で接続台数無制限。広告ブロッカーと充実したプライバシーツールを搭載。コストパフォーマンスに優れる。

サーバー4,500台以上(100か国)
同時接続数無制限
広告・マルウェアをブロックするCleanWeb
30日間返金保証
公式サイト:Private Internet Access
485%オフ+2か月無料高度なセキュリティ
Private Internet Accessのロゴ

Private Internet Access 大規模なサーバーネットワークと高度なセキュリティ設定を備えた高速VPN。広告ブロッカー搭載、24時間365日のライブチャットサポート。

91か国にサーバー
広告・トラッカーブロッカー搭載
アクティビティログなし、IP/DNS漏洩なし
30日間返金保証
公式サイト:NordVPN
574%オフ高度な機能
NordVPNのロゴ

NordVPN 優れた速度と最大級のサーバーネットワーク。充実したセキュリティ機能と使いやすいアプリ。24時間365日のライブチャットサポート。

サーバー7,400台以上(118か国)
最高速度を引き出すNordLynxプロトコル
同時接続10台
30日間返金保証

それぞれのVPNを選んだ理由

中国で接続を保ちやすくする難読化機能があるか、中国向けの接続ガイドを各社が公開しているかを最も重く見て順位を決めています。そのうえで、日本語アプリ、つながらない時に切り替えられるプロトコル、返金保証の条件を比べました。

1位 ExpressVPN:総合おすすめ

ExpressVPNは、日本語の中国向けページ「中国でExpressVPNに接続できない場合」を公開しています。2026年2月の更新では、プロトコル(通信を暗号化してやり取りする方式)をAutomatic、Lightway UDP、Lightway TCPの順に切り替える手順を案内しています。対応プラットフォームでは全サーバーで自動難読化が働き、特別な設定は要らないとしています。日本語での24時間サポートを公式サイトに明記している一方、App StoreとGoogle Playのアプリ内課金は30日間返金保証の対象外です。

良い点

  • 日本語の中国向け接続ガイド
  • 自動難読化で設定が不要
  • 日本語サポートを明記

注意点

  • アプリ内課金は返金保証の対象外
  • 返金保証は初回利用者のみ

2位 Proton VPN:無料版を予備に

Proton VPNは日本語のサポートページ「中国でのProton VPNのご利用について」で、Stealthプロトコルと代替ルーティングを有効にするよう案内しています。Stealthは通信をTLS(HTTPSでも使われる暗号化の仕組み)のトンネルで包み、通常のHTTPS通信のように見せる方式です。代替ルーティングは、サーバーがブロックされた時に第三者のネットワークを経由する機能で、標準で有効になっています。Stealthは無料プランを含む全プランで使えるため、無料版を2社目の予備として入れておく使い方もできます。

良い点

  • Stealthは無料版でも使える
  • 日本語の中国向けガイド
  • 代替ルーティングが標準で有効

注意点

  • 無料版は接続先を選べない
  • 近いサーバーが遮断される場合も

3位 Surfshark:家族で渡航

Surfsharkは、ネットワークの制限を検知するとNoBordersモードが自動で有効になり、制限下でも使いやすいサーバーの一覧が表示されると説明しています。OpenVPNで接続すると通信が難読化され、Surfsharkはこれをカモフラージュモードと呼んでいます。同時接続の台数に上限がないため、家族全員のスマホとパソコンをまとめて準備できます。ただしSurfsharkは日本語の解説記事で、中国で常に安定してつながるとは保証できないとしています。

良い点

  • 制限を検知するとNoBordersが作動
  • 同時接続の台数が無制限
  • 香港と台湾にサーバー

注意点

  • 中国での接続は保証していない

4位 Private Internet Access:台数無制限の予備

Private Internet Access(PIA)は、Shadowsocks(通信を通常のインターネット通信に見せかける暗号化プロキシ)を使った難読化を提供しています。設定はMulti-Hop(2台のサーバーを経由する機能)の画面で行い、対応はWindows、Mac、Linux、Androidです。ただしiOSでは難読化を提供していません。日本語の中国向けページもあり、接続できない時はWireGuardに切り替えると回復する可能性があるとしていますが、内容は機能の紹介が中心です。日本のApp Storeの説明ではサポートは英語のため、英語でのやり取りに抵抗がない方の予備向けです。

良い点

  • Shadowsocksで難読化できる
  • 難読化の出口に日本を選べる
  • 同時接続の台数が無制限

注意点

  • iOSでは難読化を使えない
  • サポートは英語

5位 NordVPN:契約中なら準備を

NordVPNは難読化サーバーを用意し、制限のある国ではNordWhisperという独自プロトコルへの切り替えも案内しています。ただし日本語のサポート記事は、中国ではiOS、Android、Macのアプリが完全にブロックされているとして、手動のIKEv2/IPsec接続(アプリを使わず端末の設定で接続する方法)を勧めています。Windowsでも手動接続とアプリのサーバー設定が最近ブロックされたとし、開発チームが対応中です。契約中の方は、日本にいるうちに手動設定を済ませ、別のVPNも予備に入れておいてください。

良い点

  • 難読化サーバーを用意
  • 手動設定の手順が日本語
  • 手動設定に日本のサーバーあり

注意点

  • 中国ではアプリがブロックと案内
  • Windowsは対応中と案内

中国の回線ではLINEもGoogleも使えない

中国本土の回線では、LINEやGoogleなど日本で毎日使うサービスの多くに、VPNなしではつながりません。米国の人権団体Freedom Houseの2024年の報告書も、LINE、YouTube、X、Instagramなど、海外の主なSNSやメッセージアプリが中国で遮断されていると記しています。

当サイトのツール「海外でアプリは使える?」のデータ(2026年10月確認)をもとに、出張や旅行で困りやすいサービスを整理しました。Netflixのように、そもそも中国でサービスを提供していないものもあります。

中国本土で主なサービスが使えるか(当サイトのツールのデータ、Freedom House、Apple、Netflixの公式情報をもとに整理、2026年10月確認)
サービス中国本土での状況補足
LINE遮断Freedom Houseが遮断されているサービスとして挙げている
Google検索、Gmail、Googleマップ遮断Google検索は2012年から遮断。ドキュメントやドライブも対象
YouTube遮断Freedom House、当サイトのデータとも遮断と記載
X、Instagram、Facebook遮断海外の主なSNSの多くが対象
WhatsApp、Telegram、Signal遮断2024年4月に中国のApp Storeから削除された
ChatGPT遮断2023年2月、当局が国内のIT企業にChatGPTへのアクセスをやめるよう指示
FaceTime一部制限グループFaceTime、FaceTimeオーディオ、FaceTimeリンクは中国本土で非対応
Netflix提供なしNetflixは利用できない国や地域に中国を挙げている
Wikipedia遮断2019年4月から全言語版が対象

仕事への影響も小さくありません。GmailやGoogleドキュメント、Googleドライブが遮断されているため、会社や取引先がGoogleのサービスを使っている場合は、メールの送受信や共有ファイルの閲覧もできなくなります。

ホテルや会社のWi-Fiも中国の検閲を通る

中国のホテルや会社のWi-Fiも、現地の通信事業者の回線を通るため、検閲の対象になります。Freedom Houseは、通信事業者が基幹回線や地域の回線にフィルタリング装置を置いていると報告しており、場所や時期によって遮断のされ方が変わります。

Proton VPNによると、中国の検閲は三つの手法を組み合わせています。DNSフィルタリング(サイト名を接続先の住所に変換する段階で妨害する方法)、IPブロック(特定のサーバーへの通信を止める方法)、DPI(ディープパケットインスペクション。通信の特徴を調べてVPNなどを見分ける技術)です。

中国のホテルからVPNでLINEやGoogleに届くまで

  1. スマホ

    VPNアプリで暗号化

  2. ホテルのWi-Fi

    中国の回線につながる

  3. 中国のネット検閲

    VPNの通信を探して遮断

  4. VPNサーバー

    国外(日本など)

  5. 国外のサービス

    LINE・Googleに届く

図解VPNを使うと、スマホから国外のVPNサーバーまでの通信が暗号化され、中国の回線からは中身が読めなくなります。ただし検閲の仕組みはVPNの通信そのものを見分けて止めようとするため、難読化でVPNらしさを隠せるかどうかが接続を左右します。

各社が用意している難読化は、VPNの通信を一般的なHTTPS通信(サイトとブラウザの間の暗号化通信)のように見せる仕組みです。Freedom Houseは、全国人民代表大会の年次会議のような大きな行事の前に、VPNの遮断が強まる傾向があると指摘しています。

外出先のWi-Fiを使う時の基本的な注意点は、公衆Wi-FiとVPNのガイドにまとめています。

日本のローミングならVPNなしでLINEが使える場合がある

日本の携帯会社の国際ローミングでは、VPNを使わなくてもLINEやGoogleに届く場合があります。ただし日本の携帯会社がこの点を保証しているわけではなく、料金や経路も契約によって違うため、VPNの代わりとして当てにしすぎないことが大切です。

通信機器大手のEricssonは、従来の国際ローミングでは、海外で使った通信もいったん契約している携帯会社の網に戻してからインターネットに出す「ホームルーティング」が一般的だと説明しています。

国際ローミングでよく使われる通信の経路

  1. スマホ

    日本のSIMのまま

  2. 中国の基地局

    現地の携帯会社

  3. 日本の携帯会社

    ホームルーティング

  4. インターネット

    LINE・Googleなど

図解ホームルーティングでは、中国の基地局につながっていても、データは日本の携帯会社の網を通ってインターネットに出ます。すべての契約や時期で同じ経路になるとは限らないため、渡航前に契約中の携帯会社の案内も確認してください。

上海の旅行会社に3年赴任していた筆者が書いたH.I.S.の旅行記事も、海外のSIMカードならLINEやGoogleを使える場合があると紹介しています。同じ記事は、レンタルWi-Fiなら「VPNあり」や「LINE・Googleなど利用可能」と表示されたものを選ぶよう勧めています。旅行者向けのeSIM(スマホに後から書き込むデジタルのSIM)も商品によって仕組みが違うため、購入前に同じような記載があるか確認してください。

中国での主な接続方法の違い(Ericsson、H.I.S.、Freedom Houseの情報をもとに整理、2026年10月確認)
接続方法LINE・Googleへの届き方注意点
日本の携帯会社の国際ローミング出口が日本側になる場合は届く料金とデータ量は契約による。公式な保証はない
旅行者向けeSIM、レンタルWi-Fi商品による「LINE・Google利用可能」などの記載を確認する
中国の携帯会社のSIM中国の回線なので遮断される購入には実名での登録が必要
ホテル、会社、カフェのWi-Fi中国の回線なので遮断されるログイン画面が出る場合は先にログインする

ローミングは料金やデータ量の上限が契約で決まるため、長期の駐在で毎日使う回線にするより、短い出張の主な回線や、VPNがつながらない時の予備と考えるのが現実的です。

VPNアプリは日本を出る前に入れて試しておく

VPNアプリは、日本を出る前に契約からインストール、ログイン、接続の確認まで済ませておく必要があります。中国のApp Storeでは多くのVPNアプリが提供されておらず、VPN各社の公式サイトも中国からは開けない場合があるためです。

Freedom Houseの報告書は、アプリストアを監視する団体の調べとして、2024年10月時点で中国のApp Storeでは数百のVPNサービスが利用できなかったと記しています。Androidでも、Googleのサービスが遮断されているため、Google Playからアプリを入れたり更新したりできない場合があります。ExpressVPNは中国向けページで、Android版の更新にAPKファイル(アプリのインストール用ファイル)を直接ダウンロードする方法を案内しています。

駐在でApple Accountの国や地域を中国に変更する予定の方も注意が必要です。Appleは、国や地域を変更すると一部のコンテンツが利用できなくなる場合があるとして、必要なアプリを変更前に再ダウンロードしておくよう案内しています。

  1. 日本で契約し、持って行くスマホとパソコンすべてにアプリを入れる
  2. アプリにログインし、ログインに使うメールアドレスとパスワードを控えておく
  3. 難読化の設定を確認する(ExpressVPNは自動、Proton VPNはStealth、SurfsharkはOpenVPN)
  4. 日本で一度接続し、VPNが機能しているか確認するツールで接続を確かめる
  5. アプリを最新版に更新してから出発する
  6. 2社目のVPNかProton VPN Freeを予備として入れておく
  7. NordVPNなど手動設定が必要なサービスは、日本にいるうちに設定を済ませる

Surfsharkも、中国では公式サイトや決済ページにアクセスできない場合があるとして、日本国内で契約とインストールを済ませるよう勧めています。iPhoneでの基本的な設定の流れはiPhoneのVPN設定で紹介しています。

難読化の名前と設定の場所は各社で違う

難読化(VPNの通信を通常の通信のように見せる技術)は、各社が別々の名前で提供しており、自動で働くものと自分で設定するものがあります。各社の公式な説明をもとに、中国に行く前に確認しておきたい点を整理しました。

各社が案内している難読化機能(各社の公式サイト・サポート記事、2026年10月確認)
VPN機能の名前使い方各社の説明
ExpressVPN自動難読化設定は不要(対応プラットフォーム)全サーバーで自動難読化に対応
Proton VPNStealthプロトコル、代替ルーティングアプリのプロトコル設定でStealthを選ぶ。代替ルーティングは標準で有効通信をTCP上の難読化されたTLSトンネルで包み、HTTPS通信のように見せる
SurfsharkNoBorders、カモフラージュモードNoBordersは自動で作動し、設定>詳細設定でも有効にできる。プロトコルはOpenVPNを選ぶOpenVPNは通信を難読化し、VPNの利用を検知されにくくする
PIAMulti-HopとShadowsocksプロトコルでOpenVPNを選び、Multi-Hopの設定でShadowsocksを選ぶWindows、Mac、Linux、Androidで提供。iOSでは提供していない
NordVPN難読化サーバー特殊サーバー>難読化サーバーを選ぶ制限のある国ではNordWhisperへの切り替えも案内。中国ではiOS、Android、Macのアプリがブロックされるとしている

Proton VPNは、日本、香港、シンガポールなど近い地域のサーバーは速度の面で有利な一方、ブロックされている場合はより遠いサーバーを試す必要があると述べています。Surfsharkも、中国からの接続先として使いやすい選択肢に香港と台湾のサーバーを挙げています。

Proton VPNは、検閲の手法が進化し続けるため、中国で確実につながると保証できるVPNは存在しないとしています。Surfsharkも、中国で常に安定して接続できることは保証しないと明記しています。難読化はつながる可能性を高める機能であり、遮断を確実に避けられる機能ではありません。

各社の詳しい特徴は、ExpressVPNのレビューとProton VPNのレビュー(いずれも英語)で紹介しています。

つながらなくなる日に備えて予備を用意する

中国では、前日まで使えたVPNが急につながらなくなることがあるため、予備の手段を用意しておくことが欠かせません。Proton VPNは中国が遮断の方法を頻繁に変えると説明しており、Surfsharkも複数のVPNアプリを用意しておくよう勧めています。

  • 別のプロトコルを試す。ExpressVPNは、Windows、Mac、iOSではAutomatic、Lightway UDP、Lightway TCP、WireGuard、OpenVPNの順に切り替えるよう案内しています。AndroidではAutomaticとLightway TCPの2つです。
  • 2社目のVPNを入れておく。返金保証の期間内なら、条件を満たせば使わなかったほうのVPNの返金を申請できます。ExpressVPNは初回利用者のみ、PIAは新規利用者のみが対象です。
  • Proton VPN Freeを入れておく。StealthはFree planでも使えます。接続先は選べず、現在地から最速の無料サーバーに自動でつながります。無料サーバーは日本やシンガポールなどにあります。
  • ローミングを残しておく。どのVPNもつながらない時でも、日本の携帯会社の国際ローミングならLINEを使える場合があります。
  • 地図と住所を保存しておく。Googleマップは遮断されているため、ホテルの住所や予約の確認画面は出発前に画像などで保存しておきます。
  • 連絡手段を決めておく。LINEが届かない時に備え、国際ローミングでの電話やSMSなど、家族や会社と別の連絡方法を決めておきます。

返金保証の期間は、契約した日から数えます。出発の直前に契約すれば中国に着いてからも申請できる期間が長く残りますが、日本で設定を確かめる時間も必要です。出発の1週間ほど前に契約すると、両方の時間を確保しやすくなります。

料金は滞在の長さと返金保証の条件で選ぶ

料金は、出張の回数と滞在の長さに合わせてプランの期間を選ぶと無駄がありません。年に一度の短い出張なら短いプラン、駐在なら1年や2年のプランが候補になります。下の表は、当サイトの価格トラッカーが毎日更新している最新の価格です。

ランキング5社の最新価格(当サイトの価格トラッカーで毎日更新)料金は当サイトが毎日記録している各社の購入画面の価格です(2026年10月13日確認、ヨーロッパからの購入画面のためユーロ表示)。円は欧州中央銀行の参考レート(1ユーロ=177.33円)で換算した目安で、日本からの購入画面の価格とは異なる場合があります。App Storeの価格は、日本のApp Storeの各アプリのページに掲載されているアプリ内課金の価格です(2026年10月13日確認、税込)。同じ期間に複数の価格がある場合は最安〜最高を示しています。期間が明記されていない課金は含めていません。App Storeで購入した場合、返金は各社ではなくAppleの規定によります。
VPN公式サイト:初回(月あたり)公式サイト:更新後App Store:1か月App Store:12か月返金保証
ExpressVPN€2.49(約440円)Basic・2年+4か月€79.95/年(約14,180円)¥1,790〜¥2,000¥13,000〜¥15,00030日間
Proton VPN€3.49(約620円)VPN Plus・2年プラン€83.88/年(約14,870円)――30日間
Surfshark€2.49(約440円)Starter・27か月―¥1,500〜¥2,200¥7,000〜¥8,00030日間
Private Internet Access€1.79(約320円)3年+3か月€70.00/36か月(約12,410円)¥2,000¥4,200〜¥8,00030日間
NordVPN€3.49(約620円)Basic・2年プラン€139.08/年(約24,660円)¥1,350〜¥2,100¥9,300〜¥11,80030日間

価格を比べる時は、返金保証の条件も確認してください。ExpressVPNは、App StoreとGoogle Playのアプリ内課金を30日間返金保証の対象外としており、その場合の返金はAppleやGoogleの判断になると説明しています。PIAも、アプリストア経由の購入には各ストアの規約が適用されると案内しています。

帰国後も日本の公衆Wi-Fiなどで使い続けるなら、日本での使いやすさも比べておくと選びやすくなります。日本国内での比較は日本でおすすめのVPNにまとめています。

中国でのトラブルは接続、LINE、Wi-Fiで起きやすい

中国で起きやすいトラブルは、VPNがつながらない、LINEのメッセージが遅れる、ホテルのWi-Fiにログインできない、の3つです。症状ごとに主な原因と対処法をまとめました。多くは日本にいるうちに準備しておけば、現地で慌てずに済みます。

よくあるトラブルと対処法
表示される症状主な原因対処法
中国に着いたらVPNアプリがつながらないVPNの通信が検知されて遮断されているか、接続先のサーバーがブロックされているプロトコルを変える(ExpressVPNはLightway TCPなど、Proton VPNはStealth、SurfsharkはOpenVPN)。日本や香港のサーバーでつながらなければ、より遠いサーバーも試す
中国で使えていたVPNが、ある日から急につながらない中国は遮断の方法を頻繁に変えており、大きな行事の前には遮断が強まる傾向があるアプリを最新版に更新し、別のプロトコルを試す。改善しなければ2社目のVPNか国際ローミングに切り替える
LINEのメッセージが遅れて届く、写真が送れないVPNの接続が途中で切れ、LINEの通信が遮断されているVPNアプリで接続状態を確認してつなぎ直す。急ぎの連絡は国際ローミングに切り替える
ホテルのWi-Fiでログイン画面が出ないログイン前のWi-Fiはログイン画面を割り込ませて表示するが、VPNの暗号化された通信ではこの割り込みがうまく働かないことがあるVPNを一度切り、Wi-Fiのログインを済ませてからVPNをつなぎ直す
中国でVPNアプリが見つからない、更新できない中国のApp Storeでは数百のVPNサービスが利用できず、Googleのサービスも遮断されている出発前に入れて最新版にしておく。ExpressVPNは中国向けページでAndroid版のAPKファイルを案内している
NordVPNのアプリが中国でつながらないNordVPNは、中国ではiOS、Android、Macのアプリが完全にブロックされ、Windowsでも手動接続とアプリのサーバー設定がブロックされたと案内しているiPhone、Android、Macは、日本にいるうちにNordVPNが案内する手動のIKEv2/IPsec設定を済ませる。Windowsには別のVPNを用意する
PIAの難読化の設定がiPhoneで見つからないPIAはiOSでは難読化を提供していないと説明しているiPhoneでは難読化に対応した別のVPNを使い、PIAの難読化はWindows、Mac、Linux、Androidで使う
VPNにはつながるが、通信がとても遅い国外への回線が混雑しているか、遠いサーバーにつないでいる日本、香港、シンガポールなど近いサーバーを試し、時間帯を変えて接続し直す

ここにない症状は、VPNが繋がらないときの対処法の手順で原因を切り分けられます。

よくある質問

無料VPNでも中国で使えますか?
Proton VPN Freeは、検閲を避けるためのStealthプロトコルを無料版でも使えるとしています。ただし国やサーバーは選べず、「サーバーを変更」で切り替えても次のサーバーはランダムに選ばれ、変更後は一定時間待つ必要があります。メインは有料版にして無料版は予備にとどめ、無料VPNを選ぶ時は無料VPNの安全性も確認してください。
中国に着いてからVPNを契約できますか?
難しいと考えてください。中国のApp Storeでは数百のVPNサービスが利用できず、VPN各社の公式サイトや決済ページも中国からは開けない場合があります。日本で契約とインストールを済ませ、接続を確かめてから出発するのが確実です。
会社から支給されたパソコンのVPNはそのまま使えますか?
会社の方針に従ってください。工業情報化部は、外資企業などが業務で国境を越えて接続する場合、認可を受けた事業者から専用線を借りられるとの立場です。会社が中国向けの回線や社内システムを用意していることもあるため、渡航前に情報システム部門に確認しておくと確実です。
iPhoneのiCloudプライベートリレーは中国で使えますか?
使えないと考えてください。Freedom Houseは、Appleが中国の利用者向けにプライベートリレーやeSIM、ビデオ通話のリンクなどの機能を制限していると報告しています。中国でLINEやGoogleに届く手段としては、VPNか国際ローミングを準備しておく必要があります。
中国から日本の動画配信サービスは見られますか?
サービスの規約しだいで、見られるとは限りません。Netflixは利用できない国や地域に中国を挙げています。日本の配信サービスも海外での利用条件はサービスごとに違うため、視聴する前に各サービスの規約を確認してください。海外での視聴の考え方は海外で日本のテレビを見る方法で詳しく扱っています。
LINEの代わりに中国で使える連絡手段はありますか?
中国国内ではWeChatが広く使われています。ただし外務省は、WeChatなどのSNSや電子メールも盗聴されている可能性を意識して使うよう注意しています。日本の家族や会社とは、国際ローミングでの電話やSMSも含めて、複数の連絡手段を決めておくと安心です。

順位の決め方

中国で接続を保ちやすくする難読化機能があるか、中国向けの接続ガイドを各社が公開しているかを最も重く見て順位を決めています。そのうえで、日本語アプリ、つながらない時に切り替えられるプロトコル、返金保証の条件を比べました。 評価方法の詳細(英語)

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