無料VPNは危険?運営の仕組みと起きうる問題、安全なアプリの確かめ方とおすすめ
無料のVPNアプリを入れようか迷っている方に向けて、無料で使える理由と、入れる前に確かめたいことを順に説明します。
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答え
無料VPNは危険ですか?
無料VPNのすべてが危険なわけではありませんが、運営会社や収益の仕組みがわからないアプリは避けるのが安全です。2016年の研究では、Google Playの無料VPNアプリのうち通信を調べた150本の18%が、通信を暗号化していませんでした。2026年10月時点で無料で使うなら、広告がなく、記録しない方針が外部監査で検証されたProton VPN Freeが候補です。ただし無料版は1台までで、接続先も選べません。

無料VPNの安全性を左右するのは、サーバーや回線の費用を誰がどう負担しているかです。2016年の研究では、Google Playの無料VPNアプリの67%が、利用状況を外部に送る追跡用の部品を含んでいました。このページでは、収益の仕組み、起きうる問題、アプリの確かめ方、Proton VPN Freeの制限、有料VPNの返金保証を順に説明します。
無料VPNは広告・データ・有料版への誘導で費用をまかなう
無料VPNは、サーバーや回線にかかる費用を、広告、利用者のデータ、有料版への誘導のいずれかでまかなっています。どの方法をとっているかで、利用者が負うリスクの大きさが変わります。
VPN(端末とVPNサーバーの間の通信を暗号化する仕組み)を運営するには、世界各地のサーバーと回線、アプリの開発費がかかります。利用者から料金を受け取らない以上、その費用は別の形で回収することになります。主な方法は次の3つです。
- 広告で回収する。アプリ内に広告を表示し、広告会社のプログラム部品(ライブラリ)を組み込みます。このページで紹介する2016年の研究では、無料VPNアプリの67%が第三者のトラッキング部品(利用状況を外部に送る部品)を含んでいました。
- 利用者のデータで回収する。利用状況や端末の情報を集め、広告などに使う方法です。App StoreとGoogle Playは、VPNアプリによるこうしたデータの扱いをどちらも規則で制限しています。その内容は、このページの後半にある公式ストアの規則の項目で説明します。
- 有料版への誘導で回収する。無料版に台数や機能の制限を設け、有料版の契約につなげる方法です。Protonは、Proton VPNの無料プランを有料ユーザーの支援で運営していると説明しています。
3つのうち、利用者から仕組みが見えやすいのは有料版への誘導型です。広告型やデータ型では、どの情報がどこへ送られているかを利用者が確かめにくくなります。そのため、プライバシーポリシーとストアのプライバシー情報を読むことが欠かせません。
無料VPNアプリでは追跡やマルウェア、通信の漏れが見つかっている
無料VPNアプリの危険性は、研究によって実際に確認されています。オーストラリアのCSIRO(連邦科学産業研究機構)などの研究チームが2016年に発表した分析では、追跡、マルウェア、暗号化の不備、通信の漏れがいずれも見つかりました。
この研究は、CSIROや米国のICSI(国際コンピュータサイエンス研究所)などの研究者が、インターネット計測の国際会議IMC 2016で発表したものです。Google Playの140万本以上のアプリから、AndroidのVPN機能を使う283本を抽出して調べました。283本はいずれも無料で入手できるアプリで、うち153本はVPNを使うのにアプリ内課金が必要でした。暗号化や通信の漏れを調べる通信テストは、このうち150本が対象です。
| 調査項目 | 該当したアプリ | 起きうること |
|---|---|---|
| 第三者のトラッキング部品を含む | 67% | 利用状況が広告会社などに送られる |
| 個人情報に関わる権限を求める | 82% | アカウント情報やSMSなどにアクセスされうる(意図的な悪用は確認されず) |
| 1つ以上のウイルス対策エンジンがマルウェアと判定 | 38%(5つ以上の判定は4%) | 不正なプログラムが含まれている可能性 |
| 暗号化しないトンネルを使う | 18% | Wi-Fiなどの経路の途中で通信の中身を読まれる |
| IPv6の通信が漏れる | 84% | 通信の一部がVPNの外を通る |
| DNSの問い合わせが漏れる | 66% | 開いたサイトが回線側に見える |
| 暗号化通信の傍受(TLS傍受) | 4本 | 銀行などの通信を解読されるおそれ |
| ページへのJavaScript挿入 | 2本 | 広告や追跡の仕組みを差し込まれる |
ウイルス対策エンジンの判定は、1つでも検出すれば数に入るため、誤検出が含まれる可能性があります。それでも、5つ以上のエンジンが検出したアプリも4%ありました。同じ研究では37%のアプリが50万回以上インストールされており、利用者の多いアプリにも問題が見つかっています。
暗号化の不備や通信の漏れで起きること
- DNSの漏れ:DNSは、サイトの名前をIPアドレス(ネット上の住所)に変換する仕組みです。DNSの問い合わせがVPNの外に漏れると、通信の中身が暗号化されていても、どのサイトを開いたかがWi-Fiや回線の提供者に見えます。
- IPv6の漏れ:IPv6(新しい形式のIPアドレス)の通信がVPNを通らない場合、その分の通信はVPNの外を通り、Wi-Fiや回線の提供者から見えます。
- 暗号化しないトンネル:通信を暗号化しないVPNは、公衆Wi-Fiでの盗聴対策になりません。IPAは、暗号化されていないWi-Fiでは通信内容を盗聴されるリスクが避けられないと指摘しており、VPNを使う意味はまさにその区間を暗号化することにあります。
なお、この研究は2016年のもので、対象はAndroidアプリだけです。その後、Google PlayはVPNアプリに端末から出口までの暗号化を求める規則を設けており、数字がいまのアプリにそのまま当てはまるわけではありません。
VPNの運営会社は通信の出入口を握る立場にある
VPNを使うと、端末からの通信はすべてVPNアプリと運営会社のサーバーを通ります。そのため運営会社は、接続元のIPアドレスや接続した時間、接続先を、技術的には記録できる立場にあります。
無料VPNで通信が通る経路と、データが見られうる場所
スマホ
アプリに権限を許可
無料VPNアプリ
広告や追跡の部品
運営会社のサーバー
接続の記録が残りうる
サイト・アプリ
HTTPSで中身を保護
IPAは、VPNを使うと接続先の情報や入力内容が暗号化の対象になり、公衆無線LANでの盗聴対策として利用者のメリットが大きいと説明しています。ただし暗号化されるのは端末からVPNサーバーまでの区間で、その先はサイト側のHTTPSが通信を守ります。つまり、それまでWi-Fiの提供者から見えていた情報の一部が、今度はVPNの運営会社から見えるようになります。
運営会社がその気になれば、技術的には次のようなことができます。
- 接続元のIPアドレスと、接続した時間を記録する。
- 運営会社のDNSを使っている場合、開いたサイトのドメイン名を知る。
- 暗号化されていない通信の中身を読み、ページに広告を差し込む。
- 端末に独自の証明書を入れさせ、暗号化された通信を解読する(TLS傍受)。
このため、VPN選びでは速さより先に、運営会社が何を記録しないと約束し、それを誰が確かめたかを見る必要があります。外出先での使い方は公衆Wi-FiでVPNを使うときの注意点で説明しています。
広告の急増や証明書の要求は無料VPNアプリを疑うサイン
無料VPNアプリを入れてから広告が急に増えた、証明書のインストールを求められたといった変化は、アプリを疑うきっかけになります。銀行アプリが使えないなど、VPNの仕組み上起きる症状もあるため、下の表で原因と対処法を切り分けてください。
| 表示される症状 | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| アプリの外でも広告が増え、見覚えのない広告がページに出る | 広告用の部品や、通信への広告の差し込み。2016年の研究では2本のアプリがページにJavaScriptを挿入していた | VPNを切って同じページを開き、広告が消えるならアプリを削除して別のVPNに替える |
| VPNにつなぐと急に遅くなる、つながりにくい | 接続先サーバーの混雑や、遠いサーバーへの自動接続 | 時間帯やサーバーを変えて試し、VPNが遅いときの対処法も確認する |
| スマホのバッテリーの減りが急に早くなった | VPNの常時接続に加え、広告や追跡の通信がバックグラウンドで動いていることがある | 端末の「バッテリー」設定でアプリ別の使用量を確かめ、目立つ場合は削除を検討する |
| 銀行アプリやネットバンキングで取引できなくなった | VPNで接続元のIPアドレスが普段と変わる。楽天銀行が申込制で提供するIP制限サービスのように、登録外のIPアドレスからの取引を止める仕組みもある | 銀行アプリを使う間はVPNを切るか、スプリットトンネリング(一部のアプリをVPNの外に出す機能)で除外する |
| 連絡先やSMS、位置情報へのアクセスを求められる | VPNの動作に必要のない権限。研究では82%のアプリが個人情報に関わる権限を求めていた | 許可しない。許可済みなら端末の設定から権限を取り消す |
| 「ウイルスに感染」などの警告から入れたアプリが、課金の登録を求める | 偽のセキュリティ警告からVPNアプリなどに誘導し、自動継続課金に登録させる手口(IPAが注意喚起) | 登録しない。登録済みなら設定>(自分の名前)>サブスクリプションか、Google Playの定期購入のページで解約する |
| 証明書のインストールを求められる、ブラウザに証明書の警告が出る | 暗号化された通信を途中で解読するTLS傍受。2016年の研究では4本のアプリが行っていた | すぐにVPNを切り、アプリと、入れた覚えのない構成プロファイル(VPNなどの設定をまとめたファイル)や証明書を削除する |
| VPN接続中なのに、確認ツールで元のIPアドレスが見える | DNSやIPv6、WebRTCの通信がVPNの外に漏れている | VPN接続チェックで確かめ、漏れが続くアプリは使わない |
アプリを削除しても、それだけでは片付かないことがあります。IPAは、アプリをアンインストールしただけでは自動継続課金は解約されないと注意しています。iPhoneでは設定>一般>VPNとデバイス管理に構成プロファイルが残っていないかも確かめてください。
Appleによると、構成プロファイルを削除すると、そのプロファイルに関連付けられた設定やアプリ、データも削除されます。会社や学校が管理する端末では、削除の前に管理者に確認します。iPhoneでのVPN設定の基本はiPhoneでVPNを使う方法にまとめています。
Androidで入れた覚えのない証明書は、Pixelの場合設定>セキュリティとプライバシー>セキュリティの詳細設定>暗号化と認証情報>ユーザー認証情報で確認できます。メニューの名称は機種によって異なります。
VPNアプリは運営会社・ログの方針・外部監査・権限で見分ける
VPNアプリが信頼できるかは、運営会社が誰か、プライバシーポリシーに何が書かれているか、外部監査を受けているか、不要な権限を求めないかで見分けます。どれもアプリを入れる前に、ストアや公式サイトで確かめられます。
総務省は利用者向けの資料で、アプリを使う前にプライバシーポリシーを読むよう呼びかけています。確かめる項目として挙げているのは、提供者の名称と連絡先、取得される情報、その目的、外部への送信や第三者への提供です。2016年改訂の資料ですが、VPNアプリを選ぶときにもそのまま使えます。
| チェック項目 | 確認する場所 | 注意したいサイン |
|---|---|---|
| 運営会社 | App Storeの「販売元」、Google Playのデベロッパー情報、公式サイトの会社情報 | 会社名、所在地、連絡先が見つからない |
| プライバシーポリシー | アプリの紹介ページ、公式サイト | 取得する情報、目的、第三者への提供が書かれていない |
| 記録しない方針と外部監査 | 公式サイトのノーログ方針(ログを残さない方針)、監査報告 | 「ログなし」とだけ書き、監査の報告がない |
| App Storeのプライバシー情報 | 製品ページの「アプリのプライバシー」 | 「ユーザに関連付けられたデータ」に閲覧履歴や位置情報が並ぶ |
| Google Playのデータ セーフティ | 掲載ページの「データ セーフティ」と「確認済み」バッジ | 第三者とのデータ共有がある、転送時の暗号化の記載がない |
| アクセス権限 | インストール時の確認画面、端末の設定 | 連絡先、SMS、位置情報などVPNに不要な権限を求める |
| 課金の仕組み | ストアの「アプリ内購入」の表示、購入画面 | 無料をうたいながら、起動直後に週ごとの課金登録を求める |
| レビュー | ストアのレビュー | 評価の高さだけが目立ち、運営会社の情報がない |
iPhoneとAndroidで権限と通信を確かめる場所
- 設定>プライバシーとセキュリティ(iPhone):位置情報や連絡先などの項目ごとに、アクセスを許可したアプリを確認し、オンとオフを切り替えられます。
- 設定>プライバシーとセキュリティ>アプリプライバシーレポート(iPhone):オンにすると、それ以降にアプリが権限を使った状況と、アプリのネットワーク活動を確認できます。
- 設定>アプリ>(アプリ名)>権限(Android):アプリに許可した権限を確認し、「許可しない」に変えられます。
- 設定>一般>VPNとデバイス管理(iPhone):VPNの構成や構成プロファイルが一覧で表示されます。
レビューの評価は参考程度にとどめます。先の研究では、多くのアプリが高い評価を得ていた一方、100万回以上インストールされた49本の低評価レビュー約4,600件のうち、プライバシーや安全性に触れたものは1%未満でした。評価が高いことと、通信を安全に扱っていることは別の問題です。
公式ストアにあるだけでは安全の証明にならない
App StoreとGoogle PlayはVPNアプリに独自の規則を設けていますが、公式ストアにあることは安全の証明にはなりません。ストアの規則を知ったうえで、運営会社の情報と組み合わせて判断します。
- Appleは、App StoreのVPNアプリの提供を組織として登録した開発者に限ったうえで、収集するデータとその用途を、購入や利用の前にアプリの画面上で示すよう求めています。
- 同じガイドラインは、VPNアプリがデータを第三者に売ったり、共有・開示したりすることを、目的を問わず禁じています。
- Google Playは、VPN機能(VpnService)を使うアプリに対し、その機能を使うことをストアの掲載情報に明記し、端末からVPNの出口までのデータを暗号化するよう求めています。
- Google Playは、他のアプリの通信を収益目的で転送したり書き換えたりすることや、アプリの収益化に影響する形で広告を操作することも認めていません。
それでも、問題のあるアプリがストアに並ぶことはあります。IPAは2022年、スマホに偽のセキュリティ警告を表示し、クリーナーアプリやVPNアプリのインストールに誘導する手口に注意を呼びかけました。IPAによると、誘導先のアプリは起動後に自動継続課金への登録を求め、週ごとや年ごとの高額な料金設定が多いといいます。
ストアが表示するプライバシー情報も、開発者の申告がもとになっています。Appleは、回答を正確かつ最新に保つ責任は開発者にあるとしています。Googleも、独立したセキュリティ審査はデータ セーフティの申告内容の正確さまでは証明しないと明記しています。
| 表示 | わかること | わからないこと |
|---|---|---|
| App Storeの「アプリのプライバシー」 | 収集するデータの種類と、ユーザに関連付けられるか、トラッキングに使われるか | 開発者の申告が正しいかどうか |
| Google Playの「データ セーフティ」 | 収集、共有するデータと用途、転送時の暗号化 | 申告が正しいかどうか(審査を受けていても保証されない) |
| Google Playの「確認済み」バッジ | セキュリティとプライバシーの情報を透明に示しているVPNアプリであること(現在はVPNアプリのみが対象) | 危険が一切ないかどうか |
Proton VPN Freeは広告なしで使えるが台数と接続先に制限がある
Proton VPN Freeは、広告を表示せず、データ量にも上限を設けない無料プランです。一方で、使えるのは1台だけで、接続先のサーバーを自分で選べず、ストリーミング向けの機能も有料プランに限られます。
Protonによると、無料プランは有料ユーザーの支援で運営されており、広告も表示されません。データ量や速度にも制限はないとしています。無料版でも、接続が途切れたときに通信を止めるKill Switchや、通信をウェブ閲覧に似せるStealthという方式を使えます。
| 項目 | Proton VPN Free | 有料プラン |
|---|---|---|
| 同時に使える台数 | 1台 | 最大10台 |
| 接続先 | 現在地から最も速い無料サーバーに自動接続。変更すると次はランダム | サーバーを選んで接続 |
| サーバーのある国 | 日本を含む10か国の無料サーバー | 140か国以上 |
| ストリーミング | 対象外(有料プランの機能) | 対応 |
| P2P | 対象外(有料プランの機能) | 対応 |
| 広告 | なし | なし |
| データ量と速度の上限 | なし(Protonの説明) | なし |
| Kill SwitchとStealth | 使える | 使える |
接続先については、Protonのサポートページによると、無料プランではまず現在地から最も速い無料サーバーに接続します。サーバーを変えると次の接続先はランダムに選ばれ、最初の変更後は45秒、その後は10分待たないと再び変えられません。無料サーバーは日本、シンガポール、米国など10か国にあります。
記録の扱いについて、Protonは利用者のオンライン活動のログもメタデータも保存しない方針を掲げています。Protonによると、この方針は独立したセキュリティ専門機関Securitumの監査で検証されました。日本のApp Storeでは、Proton VPNのプライバシー情報に「ユーザに関連付けられないデータ」としてメールアドレスとクラッシュデータが表示されています(2026年10月確認)。
- 向いている使い方:外出先の公衆Wi-Fiをときどき使う、スマホ1台だけを守りたい、まず無料でVPNに慣れたい。
- 向いていない使い方:家族の複数の端末で使いたい、毎回日本のサーバーにつなぎたい、動画配信サービスを見たい。
Proton VPNの機能と有料プランの内容は、Proton VPNのレビュー(英語)で詳しく確認できます。
毎日使うなら有料VPNを返金保証の期間内に試す
毎日使う場合や複数の端末で使う場合は、有料VPNを返金保証の期間内に試す方法があります。返金保証は、支払い後の一定期間内なら返金を申請できる仕組みで、対象者や対象外になる買い方は事業者ごとに違います。
| VPN | 返金保証の期間 | 主な条件 | 対象外になる買い方 |
|---|---|---|---|
| ExpressVPN | 30日間 | 初めて利用する人のみ。過去に返金を受けた人は対象外 | App StoreとGoogle Playのアプリ内課金 |
| Proton VPN | 30日間 | 返金の申請は1人1回まで。解約と申請の両方を30日以内に行う | ストアなど第三者経由の契約はその規約に従う。現金と銀行振込は返金不可 |
| CyberGhost | 45日間(月額プランは14日間) | サポートに連絡して申請。ほかの要件はないと記載 | App StoreまたはiTunesで請求された契約 |
表の条件のうち、ExpressVPNの「初めて利用する人のみ」とProtonの「1人1回まで」は、以前に利用したり返金を受けたりしたことがある方に関わります。CyberGhostは返金期間が長い一方、App Storeの説明によると、サポートの対応言語は英語、ドイツ語、フランス語、ルーマニア語で、日本語は含まれていません。
- 公式サイトで契約する(ストアのアプリ内課金は返金保証の対象外になる場合がある)。
- 購入日と返金の期限を、カレンダーなどに控えておく。
- 期限内に、自宅の回線や外出先のWi-Fiで普段どおりに使い、速さや繋がりやすさを確かめる。
- 続けない場合は、期限内に解約と返金の申請を済ませる。
- 返金の連絡と、カードの明細への反映を確かめる。
国民生活センターは、無料のお試し期間が終わると、自動的に有料の定額サービスに移ることが多いと注意しています。使っていない請求に気づけるよう、クレジットカードやキャリア決済の明細を毎月確認することも勧めています。
下の3つは、当サイトのランキングとは別に、無料で始めるか返金保証で試すかという観点で選んだVPNです。
Proton VPN無料で始める
Freeプランは広告なしで1台まで。有料版には30日間の返金保証がある
€3.49/月(約620円)
ExpressVPN返金条件が明確
初めての利用なら30日間の返金保証。アプリ内課金は対象外なので公式サイトで契約
€2.49/月(約440円)
CyberGhost返金期間が長い
月額より長いプランは45日間の返金保証。サポートは英語など4言語
€2.19/月(約390円)
各社の詳細はExpressVPNのレビュー(英語)とCyberGhostのレビュー(英語)で確認できます。日本で使うVPN全体の比較は日本向けのおすすめVPNをご覧ください。
よくある質問
- 無料VPNアプリを入れるだけで、ウイルスに感染することはありますか?
- 可能性はあります。2016年の研究では、Google Playの無料VPNアプリの38%で、1つ以上のウイルス対策エンジンがマルウェアを検出しました。運営会社がはっきりしないアプリは入れず、入れた後に見覚えのない広告や証明書の警告が出たら、すぐに削除してください。
- 無料VPNを使うこと自体は違法ですか?
- 違法ではありません。日本には個人のVPN利用を禁じる法律はなく、IPAも公衆無線LANの安全対策としてVPNの利用を勧めています。ただし、海賊版と知りながらのダウンロードなど、もともと違法な行為はVPNを使っても違法です。詳しくは日本でのVPNの合法性で解説しています。
- 無料VPNのアプリを削除すれば、それで終わりですか?
- いいえ、課金の登録や端末の設定が残る場合があります。IPAと国民生活センターは、アンインストールだけでは自動継続課金やサブスクリプションは解約されないと注意しています。iPhoneでは設定>一般>VPNとデバイス管理に構成が残っていないかも確かめてください。
- Proton VPN Freeで日本のサーバーにつなげますか?
- 日本にも無料サーバーはありますが、自分で選ぶことはできません。Protonによると、無料プランは現在地から最も速い無料サーバーに自動でつながり、変更すると次のサーバーはランダムに選ばれます。毎回日本のサーバーを選びたい場合は、有料プランが必要です。
- 無料トライアルと返金保証は何が違いますか?
- 無料トライアルは、期間が終わると自動で有料の契約に移ることが多い仕組みです。返金保証は、先に料金を払い、期限内に申請すれば返金を受けられる仕組みです。どちらも期限と解約方法を契約前に確かめ、ストア経由の契約はストア側で解約します。
- VPNがきちんと通信を守っているか確かめる方法はありますか?
- はい、接続前後のIPアドレスを比べる方法がわかりやすいです。VPN接続チェックで、VPN接続中に元のIPアドレスが表示されないかを確かめ、WebRTCリークテストでブラウザ経由の漏れも確認してください。
- iPhoneなら無料VPNでも安全ですか?
- iPhoneでも安全とは限りません。App StoreはVPNアプリにデータの販売や共有を禁じていますが、IPAは偽の警告からVPNアプリの課金に誘導する手口について注意を呼びかけています。運営会社とプライバシー情報を確かめてから入れてください。設定方法はiPhoneでVPNを使う方法をご覧ください。
順位の決め方
このページで紹介するVPNは、記事のテーマに合う機能(対応するプロトコル、アプリの設定、返金保証)を各社の公式情報で確認して選んでいます。 評価方法の詳細(英語)
このページの出典(26件)
- IPA「公衆無線LAN利用に係る脅威と対策」(2016年3月)
- IPA 安心相談窓口だより「スマートフォンの偽セキュリティ警告から自動継続課金アプリのインストールへ誘導する手口にあらためて注意!」(2022年10月25日)
- 総務省「アプリのプライバシーポリシーをしっかり読みましょう!!」(平成28年改訂版)
- 国民生活センター 見守り新鮮情報 第545号「サブスクリプション アプリの削除だけでは解約になりません!」(2026年7月9日)
- Ikram, Vallina-Rodriguez, Seneviratne, Kaafar, Paxson「An Analysis of the Privacy and Security Risks of Android VPN Permission-enabled Apps」IMC 2016 発表資料(CSIRO Data61)
- Apple「App Store Reviewガイドライン」(5.4 VPNアプリ、5.1.1 プライバシーポリシー)
- Apple「App Storeでのアプリのプライバシーに関する詳細情報の表示」
- Apple「プライバシー ラベル」
- iPhoneユーザガイド「iPhone上でアプリ内の情報へのアクセスを制御する」
- iPhoneユーザガイド「iPhoneで構成プロファイルをインストールする/削除する」
- Appleサポート「Appleのサブスクリプションを解約する」
- Google Play ヘルプ「Google Play のデータ セーフティ セクションで、アプリのプライバシーとセキュリティの方針について理解する」
- Play Console ヘルプ「Google Play の VpnService に関するポリシーについて」
- Google Play ヘルプ「Google Play での定期購入の解約、一時停止、変更」
- Android ヘルプ「Android スマートフォンでアプリの権限を変更する」
- Pixel スマートフォン ヘルプ「証明書を追加、削除する」
- 楽天銀行「IP制限サービス利用規定」
- Proton VPN「無料VPN」(無料プランの内容、1台、広告なし、有料ユーザーによる支援)
- Proton VPN サポート「Proton VPN Free planをご利用中のお客様がサーバーを変更する方法」
- Proton VPN「ノーログポリシー」(Securitumによる監査)
- Proton「Terms of Service」(第9条 返金、2026年10月9日更新)
- App Store(日本)Proton VPN
- ExpressVPN「ExpressVPNの返金ポリシー」(2026年10月6日更新)
- CyberGhost「返金保証」
- App Store(日本)CyberGhost VPN
- Ikram, Vallina-Rodriguez, Seneviratne, Kaafar, Paxson「An Analysis of the Privacy and Security Risks of Android VPN Permission-enabled Apps」IMC 2016 論文(ICSI)