「VPNをオフにしてください」と出る、VPN接続中にログインできないときの対処法(au PAY、ドコモ、メルカリ、銀行、Netflix別)
アプリやサイトに「VPNを切ってください」と言われた、VPNをつけたままではログインできない。そんなときに、サービスごとの公式の対処を確かめるためのガイドです。
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答え
「VPNサービスをオフにしてください」と表示されたら、どうすればいいですか?
「VPNサービスをオフにしてください」と出たら、VPNアプリと、VPNの仕組みを使うセキュリティアプリの機能を切ってからログインし直してください。au PAYはWi-Fiも切り、au回線の4G/5Gでログインするよう求めています。2026年10月時点で、au PAY、d払い、メルカリは公式ヘルプでVPNの解除を対処法に挙げています。日本のサーバーに替えるだけでは解決しないことがあります。
- VPNアプリを切断し、自動接続もオフにする
- セキュリティアプリのVPNを使う機能を止める
- au PAYはWi-Fiも切り、au回線の4G/5Gでログインする
- ログインできたら、必要に応じてVPNを戻す
- 直らなければIPの国を確かめ、サービスの窓口へ

VPNを使うと、サービスから見える接続元は自分の回線ではなく、VPNのサーバーになります。メルカリやネット銀行はセキュリティや不正利用対策のために接続元を確かめており、au PAYやd払いはログインのときにVPNを切るよう求めています。このページでは、各社の公式ヘルプに書かれた表示と理由、対処法をサービス別に説明します。
「VPNをオフに」と言われるのは不正ログイン対策のため
「VPNをオフにしてください」という表示の多くは、不正ログインを防ぐための確認です。サービスは、接続元のIPアドレス(ネット上の住所にあたる番号)や回線から、普段どおりの利用かを判断しています。VPNを使うとこの情報がVPNのサーバーのものに変わるため、確認が通らなくなります。
VPNは、スマホとサービスのあいだにVPN事業者のサーバーをはさみ、通信を暗号化して送る仕組みです。サーバーが日本以外にあれば、日本に住んでいても海外からのアクセスとして扱われます。
VPN経由のログインが止められるまでの流れ
スマホ
au PAYやメールアプリ
VPN
VPNサーバーのIPになる
国・地域の確認
IPアドレスと回線を照合
ログイン制限
VPNオフの表示やSMS
au PAYとd払いは、VPNの利用そのものを禁じているわけではありません。どちらも、ログインできた後はVPNをオンに戻してよいと案内しています。止められるのはログインなど、本人確認が必要な場面だと考えるとわかりやすいでしょう。
サービス別の表示と公式ヘルプの対処法
VPNが原因のログイン制限は、サービスごとに表示も対処も異なります。下の表は、au、ドコモ、メルカリ、PayPay、楽天銀行、Netflixの公式ヘルプに書かれた内容を整理したものです。表示された文言から、該当する行を探してください。
| サービス | 表示・症状 | 公式の説明 | 対処 |
|---|---|---|---|
| au PAY | 「VPNサービスをオフにしてください」「Wi-Fiをオフにしてください」 | Wi-FiやVPNなど端末の設定が影響している状態 | VPNとWi-Fiを切り、au回線の4G/5Gでログイン。ログイン後はVPNを戻してよい |
| au ID(2段階認証) | 2段階認証の許可を求められる、先に進まない | 紐づいていない端末やWi-Fi接続時のログインでは許可が必要 | 届いたSMSのURLで許可。届かなければ着信拒否や振り分けを確認(VPNとWi-Fiを切るのは当サイトの補足) |
| au海外放題 | 予約、利用開始、残り時間の確認ができない | VPN関連サービスがONだと操作できない(予約済みならデータ通信は可能) | iCloudプライベートリレーやセキュリティアプリなどをOFF |
| ドコモメール | 普段と違う場所からのログインを知らせるSMS | 一部のVPNアプリは国外のサーバーから接続し、国外からのアクセスと判定される | 自分のVPNか確認。心当たりがなければIMAP専用パスワードを発行 |
| d払い | 「VPNをOFFにしてください(エラーコード:KP62034)」 | VPNをOFFにしてログイン。ログイン後はONに戻してよい | VPNを切る。iPhoneのあんしんセキュリティは危険サイト対策をOFF |
| メルカリ | ログインできない | VPN利用中はセキュリティ制限でログインできないことがある | VPNの設定を解除して再度試す |
| PayPay | 日本にいるのに海外アクセスモードになる | 対象外のネットワーク経由の接続や、タイムゾーンの手動設定が原因 | VPN設定を解除し、タイムゾーンを自動に |
| 楽天銀行 | 暗証番号を伴う取引ができない | IP制限サービスでは、登録以外のIPからの取引を止める | 登録した回線で操作。登録外の回線ではワンタイム認証で一時解除(VPNを切るのは当サイトの補足) |
| Netflix | 「VPNまたはプロキシを使用しているようです」(E106) | VPNで実際と異なる場所から接続しているように見える | VPNを切る。広告つきプランではVPNは使えない |
表に載せたのは、公式ヘルプがVPN、海外からのアクセス、接続元の回線のいずれかに触れているサービスです。エラーコードや画面の文言は、アプリの更新で変わることがあります。以下の項目では、au、ドコモ、メルカリなどの順に、手順を詳しく説明します。
au PAYとau IDはVPNとWi-Fiを切り、au回線でログイン
au PAYで「VPNサービスをオフにしてください」と出たら、VPNとWi-Fiを切り、au IDに紐づく回線の4G/5G通信でログインし直します。auの公式FAQは、エラーの原因をWi-FiやVPNなど端末の設定の影響と説明しています。ログインできた後は、VPNをオンに戻しても問題ありません。
auのFAQ「【au PAY】アプリにログインできない場合の対処方法を知りたい」には、5種類のエラーメッセージが並んでいます。そのうち「VPNサービスをオフにしてください」と「Wi-Fiをオフにしてください」は、通信の経路が原因の表示です。au、UQ mobile、povo1.0の回線が紐づくau IDでは、契約回線の4G/5G通信でアクセスするよう求められています。
- 設定>Wi-FiでWi-Fiをオフにし、4G/5Gでつながっていることを確かめる。
- VPNアプリを切断し、オンデマンド接続や自動接続も止める(操作はこのページの「iPhoneとAndroidでVPNを確実にオフにする手順」の項目)。
- セキュリティアプリのWeb保護など、VPNを使う機能を止める。
- au PAYアプリでログインし、済んだら必要に応じてVPNとWi-Fiを戻す。
auのFAQには、iPhoneではiCloudプライベートリレー(Safariなどの通信を中継してIPアドレスを隠すAppleの機能)もオフにするよう書かれています。場所は設定>(自分の名前)>iCloud>プライベートリレーで、「明日までオフにする」も選べます。未成年用フィルタリングアプリなどのフィルター機能のオフはiPhoneとAndroidの両方で、「開発者向けオプション」のオフはAndroidで対処に挙がっています。
au IDの2段階認証が進まないときは回線と受信設定を確認
au IDの2段階認証は、パスワードに加えてSMS(Cメール)やEメールで本人を確かめる仕組みです。auは、au IDに紐づいていない端末や、Wi-Fi接続でログインする場合などに、2段階認証による許可が必要になると説明しています。auの2段階認証のFAQにVPNについての記述はありませんが、VPN経由の通信もau回線から直接は届きません。当サイトとしては、まずVPNとWi-Fiを切って4G/5Gで試すことをおすすめします。
- VPNとWi-Fiを切り、4G/5G通信でログインし直す。
- SMS(Cメール)の着信拒否や、迷惑メッセージへの振り分けを見直す。
- 複数の回線を統合したau IDでは、代表契約の回線に届いていないか確かめる。
- Eメールで届く設定なら、迷惑メールフォルダと「connect.auone.jp」の受信許可を確認する。
au ID会員情報サイトでは、2段階認証で許可した機器の一覧と、認証した日時や地域名を確かめられます。auは、Wi-Fi接続の機器には海外の地域名が表示される場合もあるとしています。身に覚えのない機器があれば、解除するだけでなく、すぐにau IDのパスワードを変更するよう求めています。
VPNがオフにできない、au PAYだけログインできない場合
VPNを切ってもすぐにオンへ戻る場合は、iPhoneの「オンデマンド接続」か、VPNアプリの自動接続が働いています。セキュリティアプリがVPNの仕組みを使っていると、端末の設定で切っても戻ることがあります。止め方はVPNがオフにならないときの対処法で詳しく説明しています。
ドコモメールの「アクセスを検知しました」とd払いのVPNエラー
ドコモメールへの、普段と違う国・地域からのアクセスを知らせるSMSは、VPNアプリが国外のサーバーを使っているときにも届きます。ドコモは、一部のVPNアプリでは国外のサーバーからドコモメールへのアクセスが発生すると明記しています。d払いでは「VPNをOFFにしてください」と表示され、VPNを切ってからログインします。
ドコモは、ドコモメールに普段とは違うプロバイダや場所からのログインを検知すると、ログイン通知のSMSを送ると説明しています。通知の対象には、IMAP(メールをサーバーに置いたまま読む方式)を使うメールアプリやパソコンのメールソフトからのログインと、ドコモメールのブラウザ版でのログインがあります。一部のキュレーションメールアプリやVPNアプリを使うと、アプリが接続する国外のサーバーからドコモメールへのアクセスが発生します。このアクセスが、国外からのアクセスと判定されます。
- SMSが届いた時間に、VPNアプリやメールアプリを使っていたかを思い出す。
- 日本国内で自分のVPNが原因なら、VPNを切るか、日本のサーバーに接続し直す。
- 心当たりがなければ、IMAP専用パスワードを発行する。ブラウザ版の通知なら、dアカウントのパスワードを変更する。
- SMSやメールの本文のリンクからは入力せず、My docomoやdアカウントの公式ページから操作する。
IMAP専用パスワードは、iPhoneの標準メールアプリや、ドコモメールアプリ以外のメールアプリ向けに、システムが作るランダムなパスワードです。2019年7月23日以降、このパスワードを設定していないと、海外からドコモメールのサーバーにアクセスできません。新しく発行したら、使っているすべてのメールアプリのパスワードを変える必要があり、そのままにするとdアカウントがロックされる可能性があります。
d払いの「VPNをOFFにしてください(KP62034)」
d払いのヘルプは、ログイン時にこの表示が出たら、VPNをOFFにしてからログインするよう求めています。ログイン後はVPNをONに戻しても構わないとされています。VPNの切り方は、利用しているVPNサービスの提供元に確認するよう書かれています。
VPNを入れた覚えがない場合、d払いのヘルプは、使っているセキュリティサービスを確かめるよう案内しています。「ドコモ回線に接続しないと初期設定ができません(KP23004)」と出る場合は、ドコモのモバイルネットワークに接続します。そのうえで、Wi-FiやVPN、他社回線を使うデュアルSIMの設定をオフにして試します。
あんしんセキュリティの危険サイト対策もVPNを使う
ドコモの「あんしんセキュリティ」iPhone版マニュアル(2026年9月29日、第4.3版)によると、危険サイト対策はiPhone・iPadのVPN機能を使います。そのため、VPNを使うほかのアプリとは同時に使えません。d払いのヘルプも、端末の設定でVPNをOFFにしても自動でONに戻る場合があるとして、アプリ側で止めるよう求めています。
- 「あんしんセキュリティ」アプリを開く。
- トップ画面の「危険サイト対策」のアイコンをタップする。
- 危険サイト対策のスイッチをOFFにする。
- d払いなどでログインを済ませ、終わったらONに戻す。
メルカリ、PayPay、銀行もVPN経由のアクセスを制限する
メルカリ、PayPay、ネット銀行も、VPN経由のアクセスを制限することがあります。メルカリはVPNの設定を解除して再度試すよう案内し、PayPayは国内で海外アクセスモードが出たときの対処にVPN設定の解除を挙げています。楽天銀行のように、登録した回線以外からの取引を止める仕組みを持つ銀行もあります。
メルカリはVPNを解除してから再ログイン
メルカリのガイド「ログインができない(パスキーなし)」には、VPNを利用している場合、セキュリティ制限によりログインできないことがあると書かれています。対処は、VPNの設定を解除して再度試すことです。同じページでは、正しい情報を入力しても、セキュリティの観点からログインが制限される場合があるとも説明しています。
PayPayは国内で海外アクセスモードが出たらVPNを解除
PayPayは一部の国・地域で海外支払いに対応していますが、それ以外の国・地域のネットワークからアプリを開くと、使える機能を絞ったホーム画面(海外アクセスモード)が表示されます。PayPayのヘルプは、日本国内でこの画面が出る原因として、対象外のネットワーク経由の接続と、タイムゾーンの手動設定を挙げています。
- VPNを利用している場合は、VPN設定を解除する。
- iPhoneは設定>一般>日付と時刻で「自動設定」をオンにする。
- Androidは設定>システム>日付と時刻で「自動設定」をオンにする(機種により異なる)。
- 直らなければ、PayPayアプリを最新版にアップデートしてから開き直す。
銀行は登録した回線以外からの取引を止めることがある
楽天銀行のIP制限サービスは、利用者が設定すると、普段使うプロバイダのIPアドレスやドメインネームを最大5個まで登録し、それ以外からの暗証番号を伴う取引を止める仕組みです。楽天銀行は、登録と異なるプロバイダから接続すると、本人であっても取引ができなくなると明記しています。VPNをオンにすると接続元はVPNのサーバーになるため、日本のサーバーを選んでも登録した回線とは一致しません。
SMBC信託銀行の情報サイト(2026年8月14日付の記事)も、金融サービスが不正利用対策としてVPN経由のアクセスを制限し、ログインできない場合があると説明しています。ネットバンキングにつながらないときは、まずVPNを切って試してください。
- VPNを切り、普段の自宅回線かモバイル回線でログインする。
- IP制限を設定している場合は、登録した回線から操作する。
- 旅行先などで登録外の回線を使うとき、楽天銀行ではワンタイム認証で一時的に解除できる。
- それでも入れない場合は、銀行の問い合わせ窓口に相談する。
Netflixの「VPNまたはプロキシ」エラーはVPNとプランを確認
Netflixで「VPNまたはプロキシを使用しているようです」と出たら、VPNをオフにしてから再生し直します。Netflixは、VPNを使うと実際とは異なる場所から接続しているように見え、このエラーの原因になると説明しています。広告つきプランでは、VPNは使えません。
Netflixのヘルプによると、表示されるのは「VPNまたはプロキシを使用しているようです。それらをオフにしてもう一度お試しください。」というメッセージか、エラーコードE106です。ウイルス対策ソフトにはVPN機能が付いているものがあり、それがオンになっている場合もあるとNetflixは指摘しています。
- 同じネットワークの別の端末でfast.comを開き、表示される国がお住まいの国と同じか確かめる。
- 国が違えばVPNがオンになっている可能性があるため、VPNをオフにする。
- 広告つきプランの場合は、VPNを使わずに視聴する。
- 直らなければ端末のネットワーク設定をリセットし、必要ならルーターも初期設定に戻す。
- それでも出る場合は、国名とIPアドレスを伝えて契約中のプロバイダに相談する。
海外から日本の番組を見たい場合の事情は、配信サービスごとに異なります。各サービスの規約と視聴できる範囲は、海外から日本のテレビ・動画を見る方法で整理しています。
iPhoneとAndroidでVPNを確実にオフにする手順
VPNを確実にオフにするには、VPNアプリの切断だけでなく、自動接続とほかのアプリのVPN機能も止める必要があります。iPhoneは「VPNとデバイス管理」、Androidは「ネットワークとインターネット」から、VPNの状態を確認できます。
iPhoneの場合
- VPNアプリを開き、接続を切断する。
- 設定>一般>VPNとデバイス管理>VPNを開く。
- 表示されたVPN構成の「i」をタップし、「オンデマンド接続」をオフにする。
- 「状況」のスイッチがオフになっているかを確かめる。
- VPN構成の名前が「危険サイト対策」など、VPNアプリ以外のものなら、そのアプリ側で機能を止める。
- 設定>(自分の名前)>iCloud>プライベートリレーで、一時的にオフにする。
Androidの場合
- 設定>ネットワークとインターネット>VPNを開く。見つからなければ、設定の検索で「VPN」と入力する。
- 接続中のVPNの横にある設定アイコンをタップし、VPNをオフにする。
- 手動で設定したVPNで「常時接続 VPN」がオンなら、オフにする。
- アプリで入れたVPNは、そのアプリの自動接続も止める。
Androidは、メーカーや機種によってメニューの名前が異なります。auも、Androidの操作は機種のオンラインマニュアルや取扱説明書で確認するよう案内しています。iPhoneでのVPNの管理については、iPhoneでVPNを設定・管理する方法も参考にしてください。
表示が消えないときは症状から原因を絞り込む
VPNを切っても表示が消えない場合は、別の機能がVPNとして働いているか、回線や設定に原因があります。下の表で、表示される症状から主な原因と対処法を確認してください。上の行ほど、よくある原因です。
| 表示される症状 | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| au PAYで「VPNサービスをオフにしてください」と出る | VPNやWi-Fiを通していて、au回線からの通信になっていない | VPNとWi-Fiを切り、au IDに紐づく回線の4G/5G通信でログインする |
| VPNを切っても、すぐにオンへ戻る | iPhoneの「オンデマンド接続」や、VPNアプリの自動接続が働いている | VPN構成の「i」からオンデマンド接続を切り、アプリの自動接続もオフにする |
| VPNを入れた覚えがないのに、VPNのオフを求められる | セキュリティアプリの保護機能が端末のVPN機能を使っている。iPhoneではプライベートリレーが原因のこともある | 「VPNとデバイス管理」で構成名を確かめ、そのアプリの機能を一時的に止める |
| 日本のサーバーに替えても、VPNのオフを求める表示が消えない | VPNがオンのままログインしている。iPhone版あんしんセキュリティの危険サイト対策もVPNを使う | VPNを切り、iPhoneのあんしんセキュリティでは危険サイト対策をOFFにしてからログインする |
| ドコモメールについて、普段と違う国・地域からのアクセスを知らせるSMSが届く | VPNアプリやメールアプリが、国外のサーバーからドコモメールに接続している | 自分のVPNなら切るか日本のサーバーへ。心当たりがなければIMAP専用パスワードを発行する |
| au IDの2段階認証から先に進まない | Wi-Fi接続時などは2段階認証の許可が必要になり、そのSMSが着信拒否や振り分けで届いていない | VPNとWi-Fiを切って4G/5Gで試し、着信拒否や迷惑メッセージの設定を見直す |
| PayPayが日本国内で海外アクセスモードになる | 対象外のネットワーク経由の接続か、タイムゾーンの手動設定 | VPN設定を解除し、端末のタイムゾーンを自動設定に戻す |
| メルカリでVPNを使っているとログインできない | VPN利用中は、セキュリティ制限でログインが止められることがある | VPNの設定を解除して再度試す。iPhoneはオンデマンド接続もオフにする |
VPNを切ると今度はネットにつながらない、VPNを戻そうとしても接続できない、といった問題もあります。その場合は、VPNが繋がらないときの対処法で、回線と端末の順に原因を切り分けてください。
海外旅行中や海外在住のときは各社の海外向け案内に従う
海外にいるときは、VPNを切っても接続元が海外になるため、各サービスの海外向けの案内に従うのが基本です。au海外放題はVPN関連サービスをOFFにするよう求め、PayPayや一部の銀行は海外での利用そのものに条件を設けています。
au海外放題はVPN関連サービスをOFFにして使う
auは、au海外放題を使う際に、端末の設定からVPN関連サービスをOFFにするよう求めています。対象には、iPhoneのiCloudプライベートリレーや、セキュリティアプリが含まれます。ONのままだと、国内での予約、海外での利用開始の操作、残り時間の確認ができません。ただし、事前に予約していればデータ通信は使えるとされています。
- 出発前に、Wi-FiとVPNをOFFにしてau海外放題アプリで予約する。
- 海外に着いたら、機内モード、Wi-Fi、VPNをOFFにする。
- モバイルデータ通信とデータローミングがONになっていることを確かめる。
- 予約した時刻になったら使い始める。予約していなければアプリで利用を開始する。
旅行中も、au PAYやd払いにログインするときはVPNを切ってください。海外からドコモメールを読む方法として、ドコモはIMAP専用パスワードの設定のほか、ドコモメールのブラウザ版を使う方法も案内しています。
海外在住なら、日本のサーバーで制限を回避しようとしない
PayPayは日本国内の居住者向けのサービスで、一定期間、国内の店頭での支払い履歴が確認できないと、海外での利用を制限する場合があると説明しています。七十七銀行のインターネットバンキングQ&Aは、サービスの利用を日本国内に限るとしています。こうした制限を日本のVPNサーバーで避けようとするのはやめましょう。規約に反するおそれがあるうえ、VPN経由のアクセスそのものを制限している金融サービスもあります。
- 銀行や決済サービスは、海外での利用条件と、海外在住者向けの手続きがあるかを窓口に確認する。
- PayPayは、海外支払いに対応する国・地域かどうかをヘルプで確かめる。
- 滞在先でよく使うアプリが使えるかは、アプリが使えるか調べるツールで確認できる。
VPNを使い続けたいなら日本のサーバーと除外設定を使い分ける
日本国内でVPNを使い続けたい場合は、日本のサーバーを選び、ログインのときだけVPNを切るのが基本です。日本のサーバーで解決するのは、国外のサーバーが原因の場合に限られます。au PAYやd払いのようにVPNのオフを求めるサービスでは、サーバーを替えても解決しません。
ドコモメールの通知のように国外のサーバーが原因なら、東京や大阪のサーバーを選ぶと、国外からのアクセスと判定される原因は取り除けます。ただし、ドコモは普段と違うプロバイダからのログインでも通知すると説明しているため、通知が止まるとは限りません。
公共Wi-Fiで通信を守るためにVPNを使っている場合は、スプリットトンネリング(特定のアプリやサイトだけVPNの外に出す機能)も選択肢です。ExpressVPNは、一部の銀行アプリがVPN通信をブロックして読み込みエラーが起きることがあり、スプリットトンネルで防げると説明しています。ただし、au PAYやd払いの公式ヘルプが案内しているのはVPNを切る方法で、除外設定ではありません。うまくいかない場合は、ログインのあいだだけVPNを切ってください。
| VPN | 日本の接続先 | 除外設定に対応する環境 |
|---|---|---|
| NordVPN | 東京、大阪 | Windows、Android、Android TV(アプリ単位) |
| Surfshark | 東京(80台) | Windows、macOS、Android(アプリとサイト)、iOS(サイトのみ) |
| ExpressVPN | 東京都内(東京、渋谷)、横浜、大阪 | Windows、Mac、Linux、Android(アプリ単位)、iOS(IPv4アドレスの指定のみ) |
NordVPNAndroidでアプリを除外
日本の接続先は東京と大阪。WindowsとAndroidでは、決済アプリなどをアプリ単位でVPNの外に出せる
€3.49/月(約620円)
SurfsharkiPhoneはサイト単位
東京に80台。Bypasserで、Androidはアプリとサイト、iOSはサイトをVPNから外せる
€2.49/月(約440円)
ExpressVPN日本の接続先が多い
東京都内(東京、渋谷)、横浜、大阪を選べ、銀行アプリがVPN通信を止める例も公式に説明
€2.49/月(約440円)
各社の詳しい情報は、NordVPN、Surfshark、ExpressVPNのレビューで確認できます。外出先でVPNを使う場面は、公共Wi-FiでのVPNの使い方で解説しています。
よくある質問
- au PAYでVPNをオフにしたのに、同じ表示が消えないのはなぜですか?
- VPNと同じように通信を中継する機能が、まだ動いていることが主な原因です。auは、セキュリティアプリやフィルタリング機能のオフに加え、iPhoneではオンデマンド接続とiCloudプライベートリレー、Androidでは開発者向けオプションをオフにするよう案内しています。Wi-Fiも切り、au回線の4G/5G通信でログインしてください。
- 「お客様のドコモメールに対して、以下に記載の国・地域からのアクセスを検知しました」というSMSは何ですか?
- ドコモメールへのログインを知らせる通知です。ドコモが公式ページに載せているSMSの見本には、ドコモメールの初期設定時にも送ると書かれています。ドコモは、VPNアプリが国外のサーバーから接続した場合も国外からのアクセスと判定すると説明しています。自分のVPNが原因なら、VPNを切るか日本のサーバーにつなぎ直します。心当たりがなければ、本文のリンクではなくMy docomoからIMAP専用パスワードを発行してください。
- メルカリでVPNを解除しないとログインできませんか?
- ログインできない場合は、VPNを解除するのが公式の対処です。メルカリのガイドは、VPNを利用しているとセキュリティ制限でログインできないことがあるとして、設定を解除して再度試すよう案内しています。iPhoneでVPNが勝手に戻る場合は、オンデマンド接続の設定も確認してください。
- VPNをつけたままau PAYやd払いにログインする方法はありますか?
- 公式に案内されているのは、ログインのあいだだけVPNを切る方法です。au PAYもd払いも、ログイン後はVPNをオンに戻してよいとしています。スプリットトンネリングで決済アプリをVPNの外に出す方法もありますが、各社が案内している方法ではないため、うまくいかなければVPNを切ってください。
- 日本のVPNサーバーにつなげば、「VPNをオフに」の表示は消えますか?
- 消えないことが多いです。au PAYやd払い、メルカリが公式に案内している対処はVPNの解除で、サーバーの国を替える方法は挙げられていません。日本のサーバーが役立つのは、日本にいてVPNが国外のサーバーにつながっていたことが原因の場合です。銀行の制限や規約を避ける目的では使わないでください。
- Netflixの広告つきプランでVPNは使えますか?
- 使えません。Netflixのヘルプは、広告つきプランではVPNを利用できないと明記しています。広告なしのプランでも、VPNで実際と異なる場所から接続しているように見えると、「VPNまたはプロキシを使用しているようです」というエラーの原因になります。視聴するときはVPNを切ってください。
- VPNアプリを入れていないのに、VPNをオフにするよう表示されるのはなぜですか?
- セキュリティアプリの機能が、端末のVPNの仕組みを使っている可能性があります。iPhone版のドコモ「あんしんセキュリティ」の危険サイト対策もその一つで、d払いのヘルプは、心当たりがなければ使っているセキュリティサービスを確認するよう案内しています。iPhoneでは設定>一般>VPNとデバイス管理で構成の名前を確かめられます。
- 海外在住でも日本のネットバンキングは使えますか?
- 銀行によって異なります。七十七銀行のように、インターネットバンキングの利用を日本国内に限っている銀行もあります。海外から使えるか、海外在住者向けの手続きがあるかは、取引している銀行に確認してください。日本のVPNサーバーで制限を避けるのは、規約に反するおそれがあります。
順位の決め方
このページで紹介するVPNは、記事のテーマに合う機能(対応するプロトコル、アプリの設定、返金保証)を各社の公式情報で確認して選んでいます。 評価方法の詳細(英語)
このページの出典(25件)
- au FAQ「【au PAY】アプリにログインできない場合の対処方法を知りたい」(2026年8月更新)
- au FAQ「【au ID】2段階認証のSMS(Cメール)/Eメールが届いた時の許可方法を教えてください」
- au FAQ「【au ID】2段階認証のSMS(Cメール)/Eメールが届かず、ログインができない場合の対処方法を知りたい」
- au FAQ「【au ID】2段階認証でログインを許可した機器の確認・解除方法を教えてください」
- au「海外お役立ち情報」(VPN関連サービスの設定OFFのお願い)
- au「au海外放題のご利用方法:iPhone・iPad」
- NTTドコモ「ドコモメールのセキュリティについて」(アクセス制限とログイン通知)
- NTTドコモ「フィッシング詐欺への対策」
- d払い ヘルプ「VPNをOFFにしてください(エラーコード:KP62034)」
- d払い ヘルプ「ドコモ回線に接続しないと初期設定ができません(エラーコード:KP23004)」
- NTTドコモ「あんしんセキュリティ マニュアル」iPhone版 第4.3版(2026年9月29日)
- メルカリ ガイド「ログインができない(パスキーなし)」
- PayPay ヘルプ「海外でPayPayアプリを利用したい」(海外アクセスモード)
- PayPay ヘルプ「「PayPayへのアクセスが制限されました」と表示される」
- 楽天銀行「IP制限サービス・設定方法」
- 七十七銀行 インターネットバンキングQ&A「ご利用環境」
- SMBC信託銀行 GLOBAL COMPASS:海外でのVPN利用に関する記事(2026年8月14日)
- Netflix ヘルプセンター「Netflixに「VPNまたはプロキシを使用しているようです」と表示される」
- Android ヘルプ「Android でバーチャル プライベート ネットワーク(VPN)に接続する」
- NordVPN ヘルプセンター「スプリットトンネリングの概要と使い方」
- NordVPN 国別サーバー一覧(公式API、日本:東京・大阪)
- Surfshark「VPNスプリットトンネリング」(Bypasser)
- Surfshark「日本のVPN」(東京に80台のサーバー)
- ExpressVPN「スプリットトンネル」(対応OSと銀行アプリの例)
- ExpressVPN「VPNサーバーリスト」(日本:東京、渋谷、横浜、大阪)